プルモライト 解散
最近衝撃的な出来事がありました
札幌のインディーズバンド
プルモライト 解散。
このバンドは以前youtubeで動画漁りをしていた時に
あなたへのオススメで発見。
インディーズながらMVの再生数は
下手なメジャーバンドよりも多いです。
プルモライト 「8回目のマニフェスト」 Music Video
当時、
「へー、地元に良いバンドいるんだなー」
とチェックしていたものの
仕事、育児にかまけていたの為
「地元だし、タイミングが合ったらライブ行こう!」くらいに考え
ライブに足を運んでいませんでした。
そんな私が『明日やろうはバカ野郎』をしている間も
プラモライトさん、
コンスタントに新曲を発表。
全国流通で3枚CDを出しています。
時系列に並べますと
2014.12.17 World's End
2016.10.12 リンカネーション
2018.09.05 声彩を放つ
途中、2017年にベーシストの脱退、加入があり
そして、今年の1月末に解散を発表。
知ったのはつい先日なんですけど
いやー、びっくりしました。
近年はSMAPの解散、安室奈美恵引退、嵐の活動休止など
時代を揺るがすような出来事もありましたが
私個人、「へー、そりゃ大変だ!」と言いながら
まあ、他人事。
しかし、好きなバンドが解散となると
動揺するものですね。
SMAPや安室奈美恵以上に喪失感があるとは思っても見なかったです。
なので、解散を知った日に
いてもたってもいられずCD買いに走りました(youtubeばっかし見ててCD買いそびれてました^^;
昨年リリースの「声彩を放つ」
早速聞きました、ちょっとビックリしました。
プルモライトのバンドコンセプトが
瞬く攻撃的なロックサウンド × 哀愁のフィーメイルヴォイス
なのですが
確かに攻撃的!
10曲入り中、3曲がyoutubeにMVの上がっている
いわゆるリード曲なのですが、
「これ、ALBUM全曲リード曲で行けんじゃね?」という超攻撃的な楽曲が並んでいます。
楽曲のスピード感がスゴイ前のめりで
ALBUMを通して聞くとそのパワーに圧倒されます。
若さとパワーを感じます(笑)
そして、このバンドの好きなところ
メロディーラインと妙に耳に残る言葉選び。良いです。
ただ、全部いい曲なのですが
私の中で
「ALBUMでどの曲が好き?」
と聞かれれば
「あれもこれもいい曲で」
と
飛び抜けてコレ!って印象が残り辛い現象が起こってしまったのも否めませんでした。
仮にアルバムのバランスとして
もう少し緩急、メリハリがあると
もっと違った印象、見え方、
曲へのスポットの当て方になったのかな?
とか
勝手に考えていると
表現って面白いなと感じました。
しかし何より、これ。
一枚のALBUMに詰め込む作業を思うと
制作側のパワー、気持ちが凄かったんじゃないかなと感じます。
Vo&Gt.上林唯愛さん、解散の理由で
『今回、「声彩を放つ」の制作にあたって、今まで通り自分の足りない頭をフル回転させて、
いつも通り1曲1曲を振り絞りながら作っていた時に、
自分の中での、底や、限界が見えてしまいました。』
とコメントしています。
このコメントを読んでもう一度ALBUMを聞き返してみて
本当に、思いや、力。生命力を絞り出しながら製作したのだろうなと感じました。
それだけに、なにかもう少し
ちょっとした何かキッカケがあるだけで
もっともっとこのアルバムの先があるのではないかなと
そう無責任に思ってしまうのでした。
と、好き勝手に感想を書かせて貰いましたが
それくらいクオリティーの高い
かつ、期待を持っていたバンドだったので
今回の解散の報。
とても衝撃的でした。
ええ、もう只々ショックでした。
まだまだプルモライトを見ていたかった。(現状youtubeからですが…
しかし、解散と決まってしまっているのですから仕方がない
彼女たちの解散ライブ
日程は以下の通りです。
http://www.pulmolight.com/schedule/
残り三つ。
ラスト札幌はワンマンです。
仕事のスケジュールはわかりませんが
取り敢えずチケットは抑えようと思います。四月は何としても。