G1X FOUR × Sweet Drive
G1X FOUR のレビュー。
今回は内蔵エフェクト、行きたいと思います。
今回、G1X FOUR のリリースに当たって初登場したエフェクトモデリングがいくつかあります。
その中の一つ
Sweet Drive
名前からもわかるように
MAD professor の Sweet honey overdrive モデリングです。
本家は俗に言う「ダンブル系」と呼ばれるオーバードライブで
ピッキングニュアンスを損なわない
high quality overdriveとして人気を博しています。
このSweet Drive、折角なのでそのモデリング感
比較してみたいと思ったものの
流石に本家は所有していないので
こちら
格安クローンとして名高い、
JOYO Sweet Baby Over Drive
と比較してみたいと思います。
このペダル言わずもがな
sweet honey overdriveのクローンです。
何時ぞやのギターマガジン
歪み特集でも取り上げられたことがあり
かつ、とても評判の良かったペダルです。個人的にも好きなペダルです。
モデリング vs クローン
今回セッティングはツマミを
GAIN 10時
FOCUS 0時
volume 1時
で比較してみました。
(ちなみにFOCUSは全体のEQ調整で、絞りきるとメロウな感じ
フルにすると明るめのジャキっとした印象にかわります。)
ここでG1X FOUR 画面。
ペダルにはないTONE設定があります。
パラメーター追加により汎用性が高くなっています。
TONEは絞りきるとだいぶ音がモコモコしますが10時すぎた頃から音像がくっきりしてきます。
ハムバッカーだとデジタル表記で60位でJOYOと印象が似てきます。
音の方ですが
キャラクターはかなり似ていると思います。
歪みの感じもさる事ながら、FOCUSの効き方もいい感じです。
ただJOYOと比べると少しおとなしいかな?
という印象です。
ちなみにシングルコイルで同じトーンだとJOYOと比べてイマイチ音がスッキリしない感じを受けました。
TONE80くらいで似た雰囲気が出ると思います。
ただ、ZOOMのモデリング
大きく差が出たところがあります。
それはピッキングへの追従性。
JOYOのペダルは強く歪ませてもギターのvolを絞る、もしくはピッキングを優しくすると綺麗なクリーンを出せます。
かなりセンシティブな反応をしてくれるペダルです。
対して、
ZOOMのモデリングは
歪みの強い状態でクリーンを狙っても何処かボワっと歪んだ感じが残ってしまいます。デジタルモデリングでピッキングの反応まで狙うのはなかなか難しいのかもしれ。
ただ、弾き比べてみて感じたのは
通常の音作りでパッチを作ったり
他の楽器と混ざるようなシュチュエーションでは致命的な違いはないでないように感じました。
一人で弾いている分には十分気持ちのいい演奏ができました。
ついでに、
折角なのでSweet系ペダル ダブルがけをしてみました。
結果、単体で歪みを上げるよりも
単純な音圧が上がりました。
これはこれで個性的な音が作れるかもしれません。
単純にツマミ2倍なのでバリエーションも2倍ですね(笑)
本家と比べれば間違いなくお得感が強い。
お値段以上。ZOOM。
Sweet Drive 良い印象です。
G1X FOUR を購入して色々試して
エフェクターの特徴を掴んで
気に入ったら本家系エフェクターを試してみる
そんな使い方も面白いかもしれません。
P.S ブログ村に参加してみました。