不朽の定番 BOSS DS-1 (made in japan)
時は9月17日。
時代を先駆ける mooer のGE150が発売になった日。
何故かとてもクラシカルなものをMY NEW GEARしました。
それがこちら!
はい!
言わずと知れた BOSS DS-1です!
登場は古く、1978年。
まだまだ歪まないアンプが主流だった当時
「大型真空管アンプの歪み」をガッツリ再現したのがこのペダルだったそうです。
マイケル.シェンカー、ヴァン.ヘイレン、カート.コバーンなど様々なアーティストが愛用した日本が誇る名機。
しかし1989年、後継機DS-2が発売される事で一度廃盤に(ここまで日本生産)
後に、2001年多くのファンに求められ生産が再開(ここから台湾生産)された不朽の名作です。
とは言え、実は個人的に
「最近のOver Driveであれば、ある程度広く歪みをカバーできるし
がっつり歪ませたいならMETAL ZONEとかで良くない?」と思っていて
正にど定番のDS-1、全く眼中に入ってませんでした。なんならG1X fourのシュミレーターされたものも使ったことありませんでした。
そんな最中、実はこれ。
誕生日プレゼントで頂きました。
しかも私の生まれ年産!即ちmade in japan!
そして若干の年齢バレ!!
さて、このDS-1。
日本製と台湾製で使ってる内部パーツが違うらしく
オペアンプ等の違いで出音が違うと熱心なファンの中では話題です。
特に日本製の最初期銀ネジと呼ばれるDS-1は
プレミア値がついて結構な高騰を見せています。
ちなみに私の生まれ年は
黒ネジ。
変にプレミアついてるよりこれくらいが自分らしくていいと一安心(笑)
あまり高いものを頂いても気が引ける小心者なのです。(既に恐縮しきりだったりしましたが^^;
とは言え最近、楽器界隈ではヴィンテージ扱いもされ始めた1980年代。
大切に使わせていただきたいと思います。
さて、肝心ので音ですが。
これが予想外に良いです!
前記にもあったように「ハイファイ」とか「周波数のレンジが…」とか言う情報に踊らされてる感があった私ですが
これが予想に反して良い!
ツマミの調整によっては「あ、聞いたことあるっぽい音」も出ます。それって実は凄く刺激的です。
ただ、DS-1ノブの並びが独特で
通常のペダルと比べてTONE と LEVELの位置が逆になっています。
最初気づかずにTONEをフルに上げて音を鳴らし
高音ジャリジャリな音に「古いから壊れてる、これ」と勘違いしてしまいました…。
で、このDS-1。TONEを上げる=ジャリジャリという言葉にもあるように少しTONEの可変に癖があり
上がれば上げるほど低音、中域が削れていきます。
ノブの12時頃を過ぎると正にジャリジャリとし始め
「レンジ!?そんなもん知ったことか!」とばかりにチープな歪みになります。
これによって使える音、好きな音のあたりが付けやすいのが個人的にはありなんだなと思います。
「ツマミの位置、全部使える音」って逆に迷子になりません?
ちなみに、そのチープと思った音もMOD系やdelayなんかを合わせても面白かったりして
いや、こんなにずっと弾いて入れるペダルだとは思いもしませんでした。
…取り留めもなく書いてしまいましたが
結果、何を言いたいかと言うと
「定番って馬鹿にできない!」って言う事です!
機会があれば現行機と弾き比べしたいなと思う今日この頃でした。